宝光院文書について

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宝光院文書は、山形市八日町の宝光院に伝世した948点の文書からなる古文書群です。大部分が近世文書で、もっとも古いものは元和9年(1623)の知行帳です。安永から安政年間(1772-1859)のものが多く、また、内容面では寺領関係文書を多く含み、250点以上もあります。また、江戸時代の境内絵図や中野村絵図などの貴重な絵図を伝えています。

「山形のみならず近世天台宗寺院研究の寺院経済・法脈関係を調査するための貴重な文書と評価できる」と、松尾剛次人文学部教授は述べています。

宝光院は当館書庫内に古文書収納ケースと御朱印箱に分けて保管されています。文書の検索は下記の「宝光院文書目録」から行えます。

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宝光院文書の保管状況(1) 宝光院文書の保管状況(2)
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宝光院境内絵図 宝光院住持職補任状
(天台座主御教書)